精神世界
人間は同じ物を見ても、自分の見ている色と他人が見ている色とは微妙に違っています。 この現象を脳科学では「クオリア(感覚の質感)」と呼んでいます。 例えばリンゴを見たときに、リンゴに反射した光が眼から脳に届いて一定の波長をもった電磁波の刺激で…
一人で苦しみを負って生きることはないです。 一人でもなければ、重荷も存在しないからです。 理解しがたい話ですが 精神論や慰めではなくて、 一人だと思っているだけであり、苦しみがあると思い込んでいるだけなのです。 苦しみは思い込みの中に存在します…
孤独な人生を送っている人は何かと他人との争いが絶えない傾向にあります。 逆に満ち足りた人生を送っている人は人間関係が上手くいっている人が多く、 他人や社会に対して感謝の気持ちを忘れません。 この違いを説明します。 一見するとすべての物事は客観…
他人は、他次元の違った自分の側面を確認し、味わうための存在です。 「今」の自分を認識するための比較存在といえばわかりやすいでしょうか。 「今」の自分のための「今ではない」自分の相対。 分離意識を持って批判するのはおかしな話です。 左脳的にいう…
なにが起きてもネガティブに解釈しなければ問題は何もありません。 どうしてもポジティブに考えられなくても真ん中にとらえられたらそれだけで充分です。 事実を事実としてそれと共に生きられたら、本当に何も問題ないです。 純粋に生きる。 あるがままに生…
人間は「現実」と「妄想(想像)」を区別します。 しかし、この二つの間に大きな違いはなくて、リアリティを持って知覚しているかどうかの違いしかありません。 この二つを区別しているのは脳の中にある潜在意識です。 「現実」は「物質」と「状況」という目…
イエス・キリストが「愛」を教義にしたわけではなく、弟子のパウロによって 「愛の福音宗教」とされて以来 キリスト教やその影響を受けた欧米思想で使われるようになったようです。 それ以降「愛」は絶対的な「神」の意味で使われ、「神の恩寵としての無償の…
二元性について語るとき、陰と陽、光と陰、表と裏などは分かりやいですが、 大と小、上と下、右と左などは、一方があってはじめて比較対象として他方が成り立つ相対関係にあり分かりにくいです。 とくに自分の 心(意識)と体(現実) という内と外の関係に…
義務教育も通して 家庭、メディア、先生からの刷り込みで、将来の職業に有利になるはずという思い込みから専門分野や、良い学校 に入ろうとします。 社会に出てからはお金、自分のポスト、豊かな人間関係を求めて努力します。 そして結婚して家庭を持って年…