幸せに働くとは
将来、幸せになりたい。
安定して人生を歩みたい。
人間なら誰もが思い描く感覚がありますよね。
今回は以下に的を絞って僕なりの解釈をお伝えできると幸です。
人を幸せにする仕事をして自分も幸せなライフワークを目指す人です。
最近多いと思います。
これはとても素晴らしい志だと思います。
まず、大企業に勤める事とベンチャーに勤める事で何か違いがあると思いますか?
考えられる事として、
大企業だと看板で周りの親戚や友達に見栄にもなるかもしれません。
親が喜ぶかもしれません。
休みが多くて給料が多いかもしれません。
中小企業だと人数が少ない分、やらなくちゃいけない事が多くて休みも少ないかもしれません。
結論から言いますね。
人を幸せにしたいのであれば、どっちでもいいんです。
どこに縁があるのかわからないので、中小企業がダメ、大企業が良いではないんです。
人を幸せにしたいと思うのであれば
何を学ばなければいけないと思いますか?
ここを考えていきましょう。
大企業の大変な事、中小企業の大変な事は違いますが、社会に価値を提供する事は同じです。
1番に、安定や見栄 給料を考えて大企業が良いと考える人がダメとはいいませんが、
この視点で物事を考えていると、人を幸せにする事の最初の目的から離れていきます。
どういう事かと言うと、富士山の頂上にヘリコプターで行きたいと思っている人が、歩いて登っている人、怪我をした人、悪天候で諦めた人の気持ちがわかりますか?
幸せとは必ず反対に痛みがあります。
毎日、甘いものを食べている人は甘いと感じるでしょうか?
酸っぱいものや苦いもの辛い物を食べて比較できるから甘いケーキの味がわかります。
ヘリコプターで頂上に行った人は甘いケーキだけ食べた人です。
人の苦労、痛みがわかりません。
世の中には病気などで社会的立場の弱い人、経済的に豊かでない人、様々な悩みを抱えて生きている人がいます。
人が幸せだと感じれるのは自分だけなんです。与えられて幸せは感じれないんですね。
つまり僕達が直接その人を幸せにしてあげる事はとても難しい。
一時的なお金の支援で潤ったとしても心の豊かさは本当に手に入らないですし。健康なら尚更です。
幸せと思える内容は人それぞれですから本人の今の環境からそれになれた時です。
僕達ができる事は手伝ってあげる事です。幸せのお手伝い。
手伝ってあげる時に相手の痛みが本当の意味でわからなかったらそれは傲慢で自己満です。
これで良いと言うのであれば、僕は寂しい感じがしますが これ以上何も言えません。
これもまた仕方のない事です。
そうではなくて本当に人の痛みがわかる人になりたいのであれば、
自分自身が沢山経験しなければいけません。
まず、大企業にいても中小企業にいても、こればかりはご縁なのでどちらでも良いと言うことに気づいてください。
大事なのはある目的なんですから。
富士山の頂上に、人の幸せに関わる仕事をしたいと思う目的を置くのであれば、後ろから登ろうが前から登ろうが辿り着く場所は同じなんです。
「幸せ」があるのではなくて、辛いとか苦しいがあるから幸せがある事を理解しなければいけません。
自分は効率よく良い面だけを得ていこうとする人が、どうやって苦しんでいる人に寄り添う事ができるのか。
わからないから、なんとなくしか理解できないですよね。
だからこれは無理なんです。
本当の意味での解決の手助けになりにくい。
全く的外れな事をして自己満で終わってしまいます。
誰かの幸せになる事をしたいのであれば
自分が苦しみを引き受けるくらいの覚悟で勉強しない限り、誰かのお手伝いをする事なんてできないんです。
そう思ったら大企業に入るとか、見栄とか、給料とか、休みとかそうゆう条件を第一にできないはずです。
そう。
大切なご縁の中で理不尽を経験しながらも沢山学ばせてもらわなければならない。
第一はこうなるはずです。
人の幸せを考えれる人は素敵です。
是非困っている人の為に働いてください^_^