環境は人によるので
何かを始める時に、意気込んで準備を整えて頑張る人は多いと思います。
新しい靴を買ってからランニングを始めようとか、
節目だし気合いを入れる意味や、コストをかけて自分にプレッシャーをかける意味のどちらかだと思います。
これがダメという話ではなくて、合わないかもしれないという話です。
準備すると気合いが入りますよね。
理由は、絶対痩せてやるだとか健康の習慣を身に付けるだとか様々ですが、
続かない人が多いと思いませんか?
これはモチベーションは、下がっていくからです。
準備すればするほど、理想と現実の差に耐えられなくなるのです。
だから何かを始める時、準備を最低限にすると、脳で変換される理由が少し変わります。
例えば、先ほどのランニングを例にしたら
とりあえず散歩から始めようと一番はじめの選択が変わってきます。
いきなりランニングだとハードルが高い事に気づけるから、運動の習慣を癖づけることに集中する思考が生まれるわけです。
人間は、効率を追って楽をしようとします。
だからシューズを買っていきなりランニングを始めようとするのですが。
そして、負荷の器が伴っていないので習慣にする事が苦痛を伴いできなくなります。
はじめからこの理屈をわかっていてシューズを買う人は、このシューズに価値を置くので、無駄のないようにとりあえず
歩く日、走る日を分けて考えれるので靴を履いて外に出る事に理由を置きます。
すると、歩いているうちに、もっと爽快感、達成感で気持ちよくなりたいから走りたくなるんです。
あと1つは、準備してからという理由で何もしない今までの自分からこれから頑張る自分の居心地の良さ。
これから本気を出すんだと考えている自分に更に気持ちよくなってそこで止まってしまうのです。
すると、頭で効率を追ってイメージしていますが、何もしていないので、
ある時気づくんです。
靴は買った。
ランニングの走り方を調べた。
ルートも考えた。
でも時間がないと。
ここで、無理やり走り始めます。
無理矢理なので楽しさがわかりません。
苦痛なんです。
ここで考えなくてはいけないのは物事の順序です。
僕の場合は、タバコを先に辞めていたらお酒は飲んでいたと思うんですよ。
人間はバランスを取ろうとしますからね。
だからまず、体を今より格好良くしたいから、今は時間を作ろうと考えてお酒をまず辞めました。
時間ができたので、タバコはひとまず置いておいて、ボディメイクに集中します。
それが筋トレでもなければ走ることでもありません。
まず散歩を習慣にしようとここに集中しました。
慣れてきて次に食事も並行していきました。
米は晩飯だけ。朝は無し←これはずっと採用しています。
昼はフルーツと、プロテイン。
夜はキャベツでお腹を満たしてから発酵食品と、味噌汁、おかずはほぼサバですがたまに肉、他の野菜も食べます。
緩いですが、僕からしたら辛くないから続けられます。
生まれた環境がみんな違うので、もしかするとタバコから辞めた人、食事制限から始めた人、筋トレから始めた人で、スイッチが入る人もいるということを今日は伝えたいです。
成功者のサクセスストーリーを読んでその通りにやってもうまくいかないのはこの為です。
合わないことが大半だからです。
だからオリジナルの方法が大切なんです。
この考え方がわかれば、何か小さなことで自分が好んで始めれることはどこかに必ずあります。
これが本当の準備です。
痩せたい→走ろう→靴を買おう→走る
で、叶う人もいるけど大抵はそうじゃないということ。
健康になりたい→タバコをやめてみた→お酒が増えた。
これではなかった。
次は、痩せたい→お酒をやめた→うまくいった→散歩もしてみよう。→食事をコントロールしたい→できた。→継続→ 習慣になった→理想とするボディメイクができた→さらにかったよくしたい→筋トレを始めた→いっそのことタバコもやめてみよう。
僕の場合はこの流れで無理なく自然です。
しかしネットで調べて効率を追うと、筋トレからした方が、今せっかく脂肪もあるし筋肉がつきやすいからそこから始めた方がいい→続かない。
こうなるのです。
まずは、痩せる事に対して自分が簡単に取り組めるかを考えてチャレンジしてみると物の考え方が違うので他の事でも成功しやすいよというお話でした。
まずは、早起きかもしれませんし、自分のライフスタイル、環境で備わった自分の癖を利用して始めてみてはいかがでしょうか。